毎日のように事件や事故のニュースが飛び交っています。
今年の世界的大きなニュースと言うと「ロシアのウクライナ侵攻」
国内では「知床の観光船遭難」
別の物だと考える人は多かと思いますが、根本的な物は同じところにあるんじゃないか?と思ってしまいます。
それは、人類としてのこんな所があるからです。
人類が欲の為に作った物
世の中、生活の中には「人類が欲の為、楽する為」の作った物に溢れています。
皆さんが判る所で「エスカレーター」や「エレベーター」「自動車」や「飛行機」今回悲惨な遭難時となった「船(観光船)」、遊園地にある「ジェットコースター」や公園の「遊具」も含まれます。
その他も沢山の楽で溢れた世界です。
戦争も同じで、銃は発明されたのは「一人で大勢を相手に出来る」から楽に相手に勝てると言う事からです。
しかし相手も銃を持つようになると連射できる機関銃になり爆弾になり、すべてを破壊する力がある「核爆弾」になってしまいました。
科学の発達でこの行為はボタン一つで作動するようになり「使わないようにしよう」と言う平和条約が提携される形になっていますが、依然「核」は無くならず、反面「核」を持っている国は発言力も持っています。
今苦しめられている物は「人類が楽をする為」の物がほとんどなのだと思ってしまいました。
では今後、今回のような事が起こることは無いのか?と言うと今後も起こる可能性は高いと言わざる負えないかもしれません。
それは人類が作った道具だからです。
物は老化しいつかは壊れる
生き物には「治癒能力」が備わっていて擦り傷などは何日かすると回復しますよね。
体の異変も「痛み」等で危険信号を出します。
生物の仕組みはとても優れているのが理解できると思います。
では、作られた「物、製品」はと言うと、摩耗すると交換しなければいけませんし、どこか故障寸前でもその瞬間まで動きます。
それを調べる「機械」はありこともありますが、それも「人類が作った物」なんです。
故障はいつ起こるか誰にも分からないんですね・・・
車や電車や飛行機に船等は「人類が出せない力」を出すことができる物で、危険は背中合わせだと思っています。
飛行機に乗る時は、パラシュートを買ってから乗ろう!
と思っていましたし、フェリーなど船に乗る時は救命ボートの位置や救命具の確認と、自分は簡易の救命具を持っています(実話です)
最終的には自己防衛が一番だと言う事になってくるんだと思いますが、そんな「物」に頼った時代になったのも事実です。
そんな「物」がなくならない限り「大事故」は無くならないんだと思ってしまいました。
最後は自己の危機管理
安全を確保するなら「文明の力」と言われるものを無くせば一番いいと思いますが、楽な生活になった人類と大企業は猛反発するでしょうねw
一番大事なことは自己の危機管理の低下が起こっている事の原因だと思っています。
ロシアの行動にも「そんな事は無いだろう」と多くの人が思っていた事が裏切られました。
知床の観光船遭難事故についても、「本当に大丈夫なの?せめてライフジャケットを付けたいんだけど」と危機感を感じ「折角来たから」より「危ない予感がする」が上の人は命を落とすことは無かったと思います。
そんな事はするなとは言いません。
自分自身で「もし予期せぬことがあったとしてもそれに対して準備をしているな」「これだけ準備しているなら俺は助かる事が出来る」子供がいるなら子供も含めた危機管理が必要になります。
子供も一緒に助かることが予想できるなら、良いと思います。
観光船会社の社長 桂田精一さんの会見も大きな非難を受けていますが、あの会見を見るとそうなるのは当然だと思ってしまいます。
会社の不手際はお客さんを相手にする「現場」にも表れていた事が後々公表されましが、そこを危機管理の目線で見つけられるかどうかと言う事だと思います。
しかし、余計な物が色々出てきて、どんどん危機管理は低くなっていると思います。
ベビーカーの赤ちゃんを連れた若い女性がスマホを見ながら信号待ちしてましたが、ベビーカーは車道すれすれ!!
赤ちゃんですから何も思わないかもしれませんが、意思があったら「車道ギリギリなんですけど!?車がすぐそこ通過してますけど!?」と思ってしまうでしょう・・・
それで事故にあうと「車が悪い」と言うと思います。
周りを見渡して、自分の行動を思い返して、危機管理は十分だと思いますか?
人間が敵わない物を他人が操作してる危険な物が溢れている世界の中にいるんですよ?
移動する為に支払っているのは「運賃や乗車券」であって「安全」ではありません。
各会社のCMで言われている「早くて安全」は100%ではない事を理解して利用するしかありません。
もっと危機管理が必要になっている時代だと考える事が必要な時期になってきたと思ってしまいました。
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