昔々なら「ウクライナがロシアに攻撃されているらしいぞ!なんなんだロシアは?よし!助けに行くぞ~!」
となったかもしれません。
しかし現状は「武器や物資を送るから頑張ってね!」と言う形に収まっています。
個人的に考えると「助けてあげないのか~?」と思いますが、そこには色々なしがらみが存在するんですね~!
あいつを味方するならうちにある物はやらん
ロシアは豊富なエネルギー資源を保有する国です。
多くの原油や天然ガスが国土に豊富に存在すると言われています。
「非友好国には国の資源はやらない」と言っているロシアには、資源を輸入に頼っている国は文句を言いたいけど言えない状態なのです。
EU(欧州連合)や隣国の多くの国がその位置にいます。
「うちの資源を送らなかったら国は大変なことになるんじゃないの~?」とロシアを優位に立たせる結果にもなってしまいました。
そして、この事態を引き起こす要因となった一つでもあります。
そこで中国やインドはロシアから資源を輸入し、各国に輸出を始めました。
世界はロシアに対して「経済制裁」を決行していますが、実際は何も効果がない状況で、逆に中国やインドの資源関係の権力が大きくなることが心配されます。
ロシアチームが力を付けていくと言う事です。
その傾向は現在でも進行していて、今後の世界情勢に大きくかかわってくるかもしれないのです。
いざとなった時、各国の弱点があらわになった結果と、便乗して大きくなろうと言う抜け目のない国とに分かれてしまいました。
今後各国のロシアの対応はどんな変化が見られるのでしょうか?
終結したら即座に回復とはならない
ロシアのウクライナ侵攻が終結したとしても「終わったから以前のような関係」にはならないと考えてしまうのは私だけではないと思います。
ちょっと考えればわかる事ですよね。
日本でも今回の事態で安価な輸入品を手に入れる事が出来なくなった為、多くの製品が値上がりしています(ここぞと値上げしている所もありますが)
今大変な時なので・・・
と言うとほとんどの人が納得してしまうのが現在の社会です。
ではウクライナ侵攻が終結したら回復するかと言うと難しいかもしれません。
それはロシアに「非友好国」のレッテルを張られてしまったからです。
暴れん坊のロシアにすり寄って北方領土を返してもらおうと思っていた日本は手の施しようがない事態になってしまいました。
結果は他の国と同調し「今回のロシアの行動は許しがたい」と言ってしまった手前引くに引けない状況に陥ってしまいました。
今後の日本はどこを目指していくんでしょう?
戦争停止・軍事加入を難しくした世界の団体
世界には「世界平和の為」といくつもの団体があります。
NATO(北大西洋条約機構)を初め多くの団体が設立されていますが、どの団体や連合も役には立っていないのが分かったと思います。
それは「平和の為」として「平和に暮らすために戦争は止めよう」と言う趣旨なのと各連合でバラバラな条約が制定されてて「戦争を止める為の規則」が殆んど機能していなかったからです。
日本の社会でも世界の作りも同じ
天下りの為の団体なので、看板と思想はあるのですが、内情は「張りぼて」なのだと思ってしまいました。
そうなった時に終結した後の日本は?と言うと、ロシアからの輸入物資が無いと日本は厳しい事態になってきます。
大企業から政治家さんに圧力がかかり、ロシアとの輸出入を開始せざる負えなくなります。
そうなった時ロシアの行動は
「非友好国なんだから欲しい物は値上げさせてもらうけどいいよね」
日本は輸入品を裁くために「減反政策」や「漁獲制限」など他国の言いなりになってきたツケを支払う事になってしまいました。
ウクライナ収束後もコロナの影響も相まって日本経済は低迷することになるかもしれません。
そのしわ寄せをまともに受けるのは国民なので政治家さんは心配してないですけどね。
そんな社会です。
最悪の結果はウクライナ侵攻の終結の次に来るのは日本の侵略かも知れません。
ロシアは今回の事で「どんな意見も通るんだな」と確信したからです。
絶対とは言いませんがどんなことが起こっても不思議ではない世界になりつつありますから・・・
以上「一寸先は闇 ウクライナ侵攻で明らかになった世界の弱点」でした。
コメント