北京オリンピックで日本選手はオリンピックと言う大舞台で世界の選手たちと競っています。
理解していないスポーツでも、選手が戦う姿には感動してしまいます。
しかし、オリンピックが開催されるたびに気になってしまう事があります。
私だけではないと思うんですが・・・
オリンピックはスポーツの祭典
乗り物類を用いる「モータースポーツ」・水泳、水球、サーフィン、ウィンドサーフィン等の「ウォータースポーツ」・記録などの向上を目指し、人間の極限への挑戦を追求する選手のスポーツを「競技スポーツ」
スポーツは見ていて、興奮と感動を与えてくれる素晴らしい物だと思います。
その中でも、世界で争うオリンピックは各国対抗での競技となる「オリンピック」は4年に一度と言う事もあって、オリンピックをめざして!と言う選手は多くいます。
選手たちは純粋に「国の代表」として競技に挑んでいる姿は、どの国だろうと応援したくなってきます。
オリンピックは予算がない国は出来ない事実
オリンピックは各国で開催されているようですが、まだ開催されていな国も多いのです。
オリンピックを開催するには莫大な予算が必要になってくるからなのです。
例えば、1998年の「長野オリンピック」は誘致にかかった費用は約20億円 と言われ、競技会場や宿泊施設、交通機関の確保などをプラスするととんでもない額になってしまいます。
これを国と相談し「どちらがいくら払うか」と言う事になりますが、結果長野県は莫大な負債を負う事になり、返し終わるには20年程かかったと言われています。
オリンピックで建設された競技施設「長野オリンピックスタジアム」は野球場や公園へ「エムウェーブ」などのスケート施設へ宿泊施設は団地など活用している施設もありますが無くなった施設も多く、その理由として「管理費」が多くかかってしまうから等の理由が挙げられ、他の開催国も廃棄されているだけの施設も少なくないのです。
オリンピックには莫大な金額が動く
オリンピックはIOC(国際オリンピック委員会)が開催国などを決めていきます。
開催したい国が手を挙げて「我が国はどんなすごい大会ができるか」と言うアピールとインフラや財政面と言った規定に当てはまっているかをIOC(国際オリンピック委員会)が多数決で判断します。
ですから、IOC(国際オリンピック委員会)の視察と言うと接待状態なのです。
いまどき、IOCとスポーツ産業だけが恩恵を受け、開催地が大損をするという「オリンピックを開催しよう」と言う“奇特な国”は少なく、中国のような強権国家か、資源に恵まれた金満国家ぐらいしか、招致には手を挙げないのも事実だといいます。
IOC(国際オリンピック委員会)の収入源となっているのが「放映権」と「スポンサー契約料」。
放映権は大会のテレビ等の放送できる権利で数百億円が支払われています。
スポンサー契約料はオリンピックの際ロゴや関係するグッツの販売権になり、ここでも数十億円が動くと言われています。
オリンピックはIOC(国際オリンピック委員会)の大きな収入源で好き勝手出来る立場にいる感じです。
https://www.cheerly.online/shocked-to-know/
オリンピックで得た利益はどこに
オリンピック開催でIOC(国際オリンピック委員会)は企業と考えるとすごい利益が出ている会社となります。
しかし、今後利益を上げる要素が無ければいけません。
「我々は収入の9割以上をスポーツ界に還元している。各国のオリンピック委員会、国際競技連盟、大会組織委員会にも分け、恵まれない国々のアスリートを経済的に支援している」
この言葉にあるように、膨大な利益を選手育成などの費用やスポーツ団体設立の援助などにも使用しています。
例えば、09~12年にロンドン五輪に向けた177の国内オリンピック委員会に推薦された1264人の選手に合計1900万ドルの奨学金を提供したりしていて、実際に多くの選手が数年後、表彰台に上がってオリンピックを盛り上げたと言う事実もあります。
これを考えると、悪い事ばかりではないのですが、もっともっと貧国に対するスポーツ支援で、今後のオリンピックが現実的に「世界をつなぐ」大会になることを願ってしまいます。
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