お金持ちの人が持っている物を見ると「あんな高いのいらないよな」
100円ショップで買い物している人を見て「すぐ壊れるのに普通買わないよ」
色んな価値観があると思いますが、この「価値観」はどこから生まれると思いますか?
人の人生と一緒に育つ価値観
「価値観」は学校で勉強は「漢字の書き方」や「意味」は教わりますが、「価値観」を習得する授業はないですよね。
では、どこから学ぶのか?
それは「家庭」「親」「自分の周辺の人」からなんです。
「牛肉は高いから豚肉ね」 「ブランド品は高いだけ」 等何気なく話したり行動したりしている事で子供は少しずつ価値観を積み重ねていきます。
つまり周りの環境が作り出していくものなんだと思います。
大きくなるにつれて「友達は買ってもらったのにうちはだめだった」等の経験積み重なり、「我慢」と言う価値観が生まれます。
お金が無いのでただ我慢です。
ではお金持ちだとどうかと言うと、これも親の価値観が受け継がれます。
何でも買ってもらえる「我慢のいらない」人生は、それはそれでいい価値観だとは言えません。
「お金があるから高い方」と言う考えは、見る人から見ると変な行動に見えるからです。
お金持ちの息子があまり好かれないと言う事は、その人を育てた周りの環境にもんだいがあるからと言われます。
では、正しい価値観を身に着けている人の環境はどんな環境が多かったのでしょう?
正しい価値観は必要性の見極めから
価値観はその人によって大きく違いますが、根源は「自分に必要かどうか」の見極めがしっかりできると言う事の上に成り立ちます。
使えるだけなら「100円ショップのコップ」でも十分です。
でもお金持ちは何十万もするバカラのグラスを使用していたりします。
それもまらりの環境が大きくかかわっている事が大きいのかもしれません。
私たちでは「物は壊れる物だから壊れてもいいように」と高価な物を買うと言うイメージは湧きません。
しかし、代々お金持ちの人の環境は「訪れてくれる人へのおもてなし」なのでちゃんとした物を提供する。と言った考え方なのです。
なので、何でもかんでも「高い方がいい」「これを買ったら自慢できる」と言った考えで行動する人は、本当のお金持ちからすると「変な行動」に見えて居たりするかもしれません。
では、本当の価値観とはどんなものなんでしょう?
本当の価値観とは
価値観はその人によって大きく違いますが、一番の根源は「本当に自分に必要なのか」と言う事だと思います。
その物が自分にとってその値段を上回ると思えば、100円ショップの品物でも「安い」と思うでしょう。
逆に買ったがそんなに使い勝手が良くないと思えば、100円でも「高い」と思うと思います。
安いからダメだ、高いからいい
そんな価値観は思いなおさないといけない時代なのかもしれません。
本当のお金持ちは100円ショップの品物でも「使える」と価値観に合えばしっかり購入します。
お金がないのに高価な物を購入したが、自分には「使い勝手がよくない」と放置していたり。
価格が安くても自分が使用し「元が取れた」と感じる事が大切だと思います。
しかし、お金がないのにローンでクルマを購入したりマイホームを買ったりと「みんながしているから」と自分の価値観ではなく社会の価値観に合わせようとしているだけにしかみえないのです。
こんな社会の中で「自己の価値観を持て」と言うのは難しいかもしれませんが、次の世代にはちゃんとした価値観を持ってほしいと思うこの頃でした。
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